はいどうもー!おやどりです!
さて、234曲目のご紹介は、Vaderいっときましょか。ヴェイダー。
ポーランド出身の4人組です。ポーランド産デスメタルの代表的なバンドです。
ご紹介する楽曲は、とてつもない重圧感を堪能させてくれる逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※Official動画です。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Xeper
・収録アルバム:「Litany」 2000年発売
・バンド名:Vader
・出身:ポーランド
・Vo/Gt :ピーター (Piotr “Peter” Wiwczarek)
・Gt :マウザー (Maurycy “Mauser” Stefanowicz)
・Ba :シャンボ (Leszek “Shambo” Rakowski)
・Ds :ドック (Krzysztof “Doc” Raczkowski)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの4thアルバム、「Litany」に収録されている曲です。
ポーランドといえば彼ら、みたいな印象もあったりしますね。
長きに渡って、力強い作品を生みだしてくれております。
その中でも、この「Litany」は凄まじい破壊力を兼ね備えた傑作だと思います。
ミキシングはこれで良いのかな、というくらい低音を前面に押し出していて、
とんでもない重圧感を生みだしています。Docのドラムがよく聴こえるので、
彼のファンにとっては、たまらない一枚なんじゃないでしょうかね。
で、今日ご紹介する楽曲は、どことなくキャッチーな空気も醸し出しつつ、
重圧感満点で駆け抜けていくパワフルな逸品となっております。
冒頭部の、メロディアスなギターと凄まじい音圧のリズム隊の絡みから、
メインリフに雪崩れ込んでいくあたりは、ヘッドバンガー垂涎の仕上がりですね。
常軌を逸した重圧感ですが、メインリフがどことなくキャッチーなんですよね。
スピード的にも抑え目になっていて、ちょっとした聴きやすさを感じます。
まぁ、彼らの他の曲に比べて、という物差しになりますけども、
キャッチーさと重圧感の絶妙なバランスが、素晴らしいと思います。
ヴォーカルパートに入ると、気合い満点のデスヴォイスが合流してきます。
ギターが抑えめになったり、バッキングをブレイクさせるなどのアレンジを施して、
ピーターの変幻自在なヴォーカルを、引き立てております。
囁き声になるところなんかは、緩急がついてて良いですね。
中盤辺りで、一旦テンポダウンします。
そして、ソロパート代わりに挿入されたと思われる怪しげなパートが始まります。
叩きまくりのドラム、刻み音が心地よい弦楽器隊、囁き声のヴォーカルが
渾然一体となって、仄暗くて幻想的な空間を創りあげております。
そのパートが明けた後は、再び勢いよく爆走していきます。
ブレイクして、デスシャウトからの爆発音と疾走は、血糖値を上げてくれますね。
その後は、勢いそのままにエンディングへと向かっていきます。
曲を通して、全てをなぎ倒して進んでいくような突進力を堪能できます。
ミキシングの巧妙さによって、バスドラムの音が非常に鮮明に聴こえてくるおかげで、
怒涛のドラミングをより一層楽しむことができて、楽しい限りですね。
この曲に限らず、このアルバム全曲に言えることだと思いますが、
聴くというよりは、浴びるように楽しんでいただいたほうが良いかもしれません。
怒涛の重圧感を身体全体で楽しんでみませんか。
さてさて、いかがでしょう、凄まじい重圧感を堪能できる逸品です。
テンションぶち上がりですね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Vaderの”Xeper”。
いかがでしょうか。
ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。
よかったら、こちらも併せてお楽しみください。
ではでは、また後日!
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