はいどうもー!おやどりです!
さて、227曲目のご紹介は、Sodomいっときましょか。ソドム。
ドイツ出身の3人組です。ドイツのスラッシュメタルと言えば、的なバンドです。
ご紹介する楽曲は、えげつない勢いで爆走していく逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※Official動画です。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Tired And Red
・収録アルバム:「Agent Orange」 1989年発売
・バンド名:Sodom
・出身:ドイツ
・Vo/Ba :トム・エンジェルリッパー (Tom Angelripper)
・Gt :フランク・ブラックファイア (Frank Blackfire)
・Ds :クリス・ウィッチハンター (Chris Witchhunter)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの3rdアルバム、「Agent Orange」に収録されている曲です。
ドイツのメタルといえば、Helloweenなどに代表されるメロパワ系が連想されますが、
このバンドのようなスラッシュ系のものも、数は少ないですが存在しています。
確かに数は少ないんですが、その分存在感が強いんですよね。
こう、濃縮還元されたような個性が爆発している感じがして、非常に魅力的です。
ですので、ジャーマンスラッシュメタル特集でもやってみようかと思います。
といっても、ドイツのスラッシュメタルの代表的なバンドを、連続でご紹介
していくだけですけどね。今日を入れて、全3回を予定しております。
どれもこれも、気合いの入りまくった激烈スラッシャーばかりですので、
お楽しみいただければ、と思います。
で、今日ご紹介する楽曲ですが、基本的にゴリッゴリの爆走で突き進んでいきつつ、
緩急をうまくつけてドラマティックに仕上げられた逸品です。
しょっぱなから、なかなかの勢いで爆走をかましております。
で、このままヴォーカルパートに雪崩れ込むかと思いきや、一旦ギアを入れなおして、
更にスピードアップしていくところが、たまらないですね。
とてつもない緊迫感を生みだしております。
ヴォーカルパートでは、残虐性にあふれたヴォーカルを堪能できます。
デスヴォイス直前といった感じのハスキーさで、野獣の咆哮のように力強く
言葉を吐き捨てていく、非常にワイルドなヴォーカルです。
常軌を逸した爆走と絡み合って、曲の残虐性を最大限高めてる感じがします。
しばらくすると、突如としてアコースティックのソロが聴こえてきます。
暴虐っぷりに拍車がかかりまくったところに、このアレンジは面白いですね。
振り幅が効きまくってるので、凄まじい哀愁が押し寄せてきますね。
その後、ミドルテンポの刻みリフパートに移行し、ソロパートとなります。
激情的なフレーズ主体で、アコースティックパートとの対比が楽しめます。
ひたすら刻みまくった後、再び爆走パートへと移行します。
緩急がついている分、さらに勢いが増したように感じてしまいますね。
そんな勢いのまま突っ走り、エンディングはミドルテンポの刻みリフで
フェイドアウトしていきます。
若干リズムが甘くなっている、と感じる箇所もあったりするんですが、
そんなことはお構いなし、といった感じで、感情の赴くままに爆走していくところが、
たまらなく愛おしく思えるんですよね。
何というか、人間が持つパワーを再認識させてくれる、とでも言いましょうか、
得体の知れないパワーを秘めた楽曲である、と思います。
さてさて、いかがでしょう、入魂の爆走を堪能させてくれる逸品です。
テンションぶち上がりですね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Sodomの”Tired And Red”。
いかがでしょうか。
ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。
よかったら、こちらも併せてお楽しみください。
ではでは、また後日!
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