はいどうもー!おやどりです!
さて、214曲目のご紹介は、Firewindいきましょか。ファイアーウィンド。
ギリシャ出身の4人組です。クラシカルでメロディアスなパワーメタルバンドです。
ご紹介する楽曲は、クラシカルな超絶ギターを堪能できる逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※Topic動画です。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Between Heaven And Hell
・収録アルバム:「Between Heaven And Hell」 2002年発売
・バンド名:Firewind
・出身:ギリシャ
・Vo :ステファン・フレドリック (Stephen Fredrick)
・Gt :ガス・G (Gus G.)
・Ba :コンスタンティン (Konstantine)
・Ds :ブライアン・ハリス (Brian Harris)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの1stアルバム、「Between Heaven And Hell」のオープニングを飾るタイトル曲です。
この作品は、Arch EnemyやOzzy Osbourneなどでも活躍した天才ギタリスト、
ガス・Gが主宰するメロディックパワーメタルバンドのデビュー作です。
全編に渡って、パワフルでメロディアスな楽曲を味わえる良作となっています。
ガス・Gのギターが、クラシカルな速弾きを基調としたものとなっており、
Voのステファンが、若干グラハム・ボネット風の声質であることから、
Alcatrazzを連想してしまったりしますが、曲調が結構違いますので、
ごっちゃになることはないかな、と思います。
今日ご紹介する楽曲は、そんな彼らの1stの1曲目、名刺代わりのどでかい花火です。
パワー、スピード、メロディを兼ね備えた、最高級の逸品ですね。
冒頭は、シンプルで重圧感あふれるギターリフで幕開けます。
その後、心地よい疾走が始まり、クラシカルなギターも絶妙に絡んできます。
粒の揃ったツーバス、野太い音のベース、重圧感あふれるギターリフに、
クラシカルなギターが絶妙に絡み合うという、メタラー垂涎の構成となっていて、
全てのバランスが調和された、素晴らしい仕上がりのイントロだと思います。
ヴォーカルパートに入ると、バッキングはシンプルになります。
パワフルなヴォーカルを前面に押し出す形となって、重圧感重視といった感じです。
ヴォーカルは中低音域の非常にパワフルな声質で、高低差の激しいメロディラインを
力強く歌い上げています。非常に勇壮で漢くさいヴォーカルですね。
ソロパートは、ガス・Gの独壇場といった感じです。
クラシカルなハーモニーで幕開け、えげつない速弾きパートへと雪崩れ込んでいき、
怒涛の速弾きを惜しげもなく披露するという、ありがちな展開ではありますが、
類稀なメロディセンス、規格外のテクニックを存分に楽しませてくれる、
非常に楽しいソロタイムとなっております。
ソロ明けは、サビを繰り返しながらエンディングへと向かっていきます。
最後は、ほぼアカペラの状態で、ヴォーカルがサビのメロディを歌っている状態になる、
ちょっと斬新な終わり方で締めくくっています。
ギタリストが主宰するバンドだと、大抵はエンディングソロもド派手にキメて、
華やかに締めくくるのが一般的じゃないかと思うんですが、そうしないところに
ガス・Gの非凡なセンス、楽曲の練られっぷりが垣間見えますね。
さてさて、いかがでしょう、メタルの長所を詰め込んだような逸品です。
テンションぶち上がりですね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Firewindの”Between Heaven And Hell”。
いかがでしょうか。
ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。
よかったら、こちらも併せてお楽しみください。
ではでは、また後日!
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