はいどうもー!おやどりです!
さて、172曲目のご紹介は、Scorpionsにしましょう。スコーピオンズ。
ドイツ出身の5人組です。ジャーマンメタルの草分け的な存在です。
ご紹介する楽曲は、儚げな空気感満点の心に沁み入る名曲です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
Scorpions – Wind Of Change (Official Music Video)
※Official動画です。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Wind Of Change
・収録アルバム:「Crazy World」 1990年発売
・バンド名:Scorpions
・出身:ドイツ
・Vo :クラウス・マイネ (Klaus Meine)
・Gt :マティアス・ヤプス (Matthias Jabs)
・Gt :ルドルフ・シェンカー (Rudolf Schenker)
・Ba :フランシス・ブッフホルツ (Francis Buchholz)
・Ds :ハーマン・ラレベル (Herman Rarebell)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの11thアルバム、「Crazy World」に収録されている曲です。
この曲は、ソビエト連邦の政策を題材とした力強いバラードです。
若い方はピンと来ないかもしれませんが、当時はロシアではなくソビエト連邦でした。
そのソビエト連邦も、曲が発表された翌年に崩壊し、今のロシアになるんですけどね。
一国が崩壊するってなかなか無いことなんで、鮮明に記憶してる方も多いことでしょう。
当時は本当に激動の時代という言葉がしっくり来る世界情勢でした。
東西ドイツの統一にベルリンの壁崩壊、アメリカとソ連の冷戦終結、
そしてソビエト連邦の崩壊、と、数年の間に色んな出来事が起こりましたね。
そんな時代にマッチした曲、ということで、この曲も空前の大ヒットとなりました。
ニュース番組なんかでもよく使用される曲だったので、聴いたことある方も
多くいらっしゃるかもしれないですね。物静かな曲調なので聴きやすいですしね。
YouTubeの再生回数も、それを物語るかのような数字を叩き出していますね。
冒頭の口笛は、哀愁あふれる空気感で切なさ満点になっています。
このメロディを聴くだけで、ふわーっと激動の時代が脳裏に蘇える方も多いでしょう。
まぁ、それなりに年齢を重ねた方に限るかとは思いますが。
ヴォーカルパートに入ると、クラウスの儚げなヴォーカルを堪能できます。
美しいメロディをハスキーな声質で歌い上げることによって、何とも言えない
ノスタルジックな空気を生みだしている感じがします。
歌詞にも「モスクワ」や「バラライカ」など、ロシアにまつわる単語が使われていて、
思いを馳せるのに十分な材料を与えてくれていますね。
バッキングはシンプルにまとめられていて、ヴォーカルを前面に押し出しています。
歪み系の音が前面に来るのは、ソロパートのみとなっています。
そのソロパートですが、哀愁あふれるメロディアスな仕上がりとなっています。
泣きのメロディのオンパレードで、曲の物悲しさを増幅させていますね。
ソロが明けると、サビを1コーラス通して、エンディングへと向かっていきます。
最後にもあの口笛が聴こえてきて、哀愁あふれる締めくくりとなっています。
曲を通して、物悲しさ満点ではあるんですが、悲壮感は全く感じさせないもので、
新たな時代へと立ち向かっていく力強さを感じさせる、素晴らしい曲だと思います。
さてさて、いかがでしょう、激動の時代を彩った名バラードです。
穏やかな気分にさせてくれますね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Scorpionsの”Wind Of Change”。
いかがでしょうか。
ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。
よかったら、こちらも併せてお楽しみください。
ではでは、また後日!
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