作業用BGMにおすすめ！#0282　Edge Of Sanity ”Silent”

おすすめHR/HM

2022.09.20

はいどうもー！おやどりです！

さて、282曲目のご紹介は、Edge Of Sanityいきましょ。エッジ・オブ・サニティ。
スウェーデン出身の5人組です。メロデス黎明期に活躍したバンドです。

ご紹介する楽曲は、凶悪さと物悲しさが見事に融合を果たした逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう！

おすすめ曲の試聴コーナー
おすすめ曲に関するデータ等
おすすめ曲のレビュー等

おすすめ曲のレビュー等

彼らの4thアルバム、「Purgatory Afterglow」に収録されている曲です。

このアルバムは、メロデス好きな方なら買って損は無い一枚じゃないでしょうか。
メロデス黎明期を語るのに、外せない名盤であると思います。
ゴリゴリのデスヴォイスと叙情的なメロディの対比が面白い作品です。

このアルバムが発表された頃のメロデスシーンといえば、CarcassやAt The Gates、
Amorphisなど、ごく少数のバンドが試行錯誤を繰り返していた印象ですね。
その他というと、In FlamesとDark Tranquillityが頭角を現し始めたくらいで、
Arch EnemyやSoilworkはまだ結成前の段階ですかね。

そんな時期の作品だと思って聴いてみると、味わい深さも変わってきますね。
メロデスの基礎を形成したと言っても過言では無い、そんな一枚だと思います。
このジャンルがお好きな方は、是非ご一聴いただきたいアルバムです。

で、今日ご紹介する楽曲ですが、叙情的なメロディとドラマティックな展開を
存分に楽しませてくれる、メロデスの王道とも言うべき逸品となっております。

冒頭部は、怪しげな雰囲気のギターリフで幕開けます。
恐怖感満点な空気感なんですが、どことなく幻想的な雰囲気も漂っています。
リズム隊が合流すると、独特の緊迫感が生み出されて、さらに味わい深くなります。
その後、怒涛の爆走パート、アコースティックアルペジオパートと展開していきます。
静と動の対比によるドラマティックさ、次々と押し寄せる叙情的なギターメロディを
一気に味わえる素晴らしいイントロだと思います。

ヴォーカルパートは、怒涛の爆走で突っ走っていきます。
ドスの効いたデスヴォイスと、狂気性満点のバッキングによって、攻撃力満点の
雰囲気を創りあげています。アグレッシヴ極まりないですね。

バッキングは、基本的に全てをなぎ倒すような勢いでの爆走なんですが、
随所にテンポチェンジやブレイクを挟み込んで、単調にならないよう工夫されています。
細かいところまで創り込まれてる感じで、聴き応え十分です。

ソロパートは、コンパクトにまとめられています。
メロディアスな速弾きを披露してくれていますが、ソロプレイよりもバッキング扱いの
ツインリードハーモニーが非常に美麗で、そちらに耳を奪われてしまう感じです。

ソロ明けは、テンポダウンさせて重圧感を生みだしています。
ここのギターメロディも、非常に幻想的で素晴らしいものだと思います。
何気にバッキングに使われているギターが、叙情的なメロディになっているのが、
メロデスの原点ここにあり、といった感じで良いですね。
エンディングは、Panteraを彷彿とさせる感じの独特な締め方ですが、
まぁこれはこれでアリかな、と思います。

曲を通して、鬼気迫るデスヴォイスと、叙情的なギターメロディを、ドラマティックな
展開で存分に楽しませてくれています。メロデスが好きな方は是非ご一聴ください。

さてさて、いかがでしょう、ドラマティックかつアグレッシヴで幻想的な逸品です。
テンションぶち上がりですね。

そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。

・作業用BGMとして

・プレイリストの彩りとして

・運動時、通勤・通学時のお供に

Edge Of Sanityの”Silent”。
いかがでしょうか。

ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。