作業用BGMにおすすめ！#0272　Twilightning ”Return To Innocence”

おすすめHR/HM

2022.08.16

はいどうもー！おやどりです！

さて、272曲目のご紹介は、Twilightningいきましょか。トワイライトニング。
フィンランド出身の5人組です。メロディアスな正統派メタルバンドです。

ご紹介する楽曲は、パワフルでありながら幻想的なメロディを楽しめる逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう！

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彼らの1stアルバム、「Delirium Veil」に収録されている曲です。

この作品は、デビューアルバムとは思えないクオリティですね。
メロディアスでドラマティックな、メタラー垂涎の曲が目白押しとなっていて、
およそ20年経った今でも聴きたくなる一枚、といった感じですね。

北欧ならではの透明感漂うメロディと、伝統的なヘヴィメタルの良いところを
上手く融合させた素晴らしいバンドだと思いますが、解散しちゃってるんですよね。
是非とも再結成していただきたいものです。
お待ちしております。

で、今日ご紹介する楽曲ですが、爽やかで透明感あふれるメロディ、
パワフルで重厚なバッキングを堪能できる逸品となっております。

冒頭部は、幻想的なキーボードのフェイドインで幕開けます。
リズム隊が合流すると共に、流麗なリードギター、そしてツインリードの
ハーモニーへと展開していきます。爽快感あふれる仕上がりですね。
ちょっとお洒落な雰囲気が漂う、良いソロだと思います。

その後、ヘイッキのシャウトと共に、重厚感あふれるパートへ展開します。
この「ダッタカダッタカ」というリズムパターンは、昔からよく使われていますが、
この曲に関して言えば、直前までのオシャレ感満載な空気との対比によって、
凄まじくパワフルで新鮮なものに感じさせられますね。
このあたりのアレンジの手練れ感が、新人離れしてると思います。

ヴォーカルパートに入ると、ヘイッキのハイトーンを堪能できます。
高低差の激しいメロディを、透明感あふれる声質で伸びやかに歌い上げていますが、
しっかりとパワフルさも感じさせてくれる、良いヴォーカルですね。

バッキングは、比較的シンプルにまとめられています。
ですが、効果的にツーバスを絡めてくるドラムや、重厚なバッキングの中でも
時折ハーモニーを混ぜ込んでくるツインギターなど、聴きどころは満載です。

ソロパートは、ドラマティックな造りとなっています。
速弾きパートあり、ハーモニーあり、とツインリードの長所を駆使していますが、
ブレイクを挟んだり、テンポを変えたり、と、リズムパターンにも気を配って、
ストーリー性を感じさせる聴き応え抜群のソロパートに仕上げています。

ソロ明けも、パワフルにエンディングまで突き進みます。
ブレイクを挟んで半音上げの転調を行い、美麗なヴォーカルメロディを強調した後、
幻想的なキーボードソロが雪崩れ込んできて、このままフェイドアウトかと思いきや、
ヘイッキのハイトーンシャウト連発、ツインリードのハーモニー、疾走感あふれる
リズム隊も合流してきて、もう一展開創りあげているところが、非凡さを感じますね。

曲を通して、北欧特有の透明感あふれるメロディを楽しめるのはもちろんのこと、
古き良きヘヴィメタルの匂いも漂わせ、新人離れしたアレンジ能力も楽しませてくれる
面白い楽曲だと思います。ぜひご一聴ください。

さてさて、いかがでしょう、メロディアスかつドラマティックな逸品です。
テンションぶち上がりですね。

そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。

・作業用BGMとして

・プレイリストの彩りとして

・運動時、通勤・通学時のお供に

Twilightningの”Return To Innocence”。
いかがでしょうか。

ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。