作業用BGMにおすすめ!#0211 Carcass ”Carnal Forge”

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はいどうもー!おやどりです!

さて、211曲目のご紹介は、Carcassにしましょか。カーカス。
イギリス出身の4人組です。メロデスの始祖的なバンドです。

ご紹介する楽曲は、メロディアスでありながら残虐性満点な逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!

おすすめ曲の試聴コーナー

Carnal Forge

※Official動画です。

おすすめ曲に関するデータ等

・曲名:Carnal Forge

・収録アルバム:「Heartwork」 1993年発売
・バンド名:Carcass
・出身:イギリス

・Vo/Ba   :ジェフ・ウォーカー (Jeff Walker)
・Gt    :ビル・スティアー (Bill Steer)
・Gt    :マイケル・アモット (Michael Amott)
・Ds    :ケン・オーウェン (Ken Owen)

おすすめ曲のレビュー等

彼らの4thアルバム、「Heartwork」に収録されている曲です。

メロディックデスメタルというジャンルを確立させた、と言われている作品で、
ヘヴィメタル界の歴史を語るうえで、外せない一枚だと思います。

マイケル・アモットが、Carcass脱退後にArch Enemyを結成し、
メロデス界を代表する存在となったことも素晴らしいことですが、
このアルバムに触発されてバンドを結成した人たちが多く存在する、というのも、
メタル界に対する貢献度の高さを物語っているのではないでしょうか。

今日ご紹介するのは、そのタイトルをバンド名にするバンドがあるくらい、
多くのメタラーに多大なインパクトを与えた楽曲です。

冒頭のイントロは、ツインリードで緊迫感あふれるハーモニーを奏でていますね。
直後に爆走をかましてくれますが、粒の揃ったツーバス、ザクザクとした刻み
とてつもなく心地よいもので、高揚感にあふれる仕上がりとなっていますね。

ヴォーカルパートに入ると、ジェフの鬼気迫るデスヴォイスを堪能できます。
残忍極まりないヴォーカルスタイルで、曲をどす黒く彩っております。
何とも言えない絶望感といいますか、どうにも抗えないような雰囲気をまとった
素晴らしいデスヴォイスを披露してくれていますね。

バッキングは、相変わらず心地よい刻みリフを聴かせてくれています。
ブラストビートを織り交ぜた破壊力満点のリズム隊、無慈悲なデスヴォーカル、
小気味良いギターの刻みが渾然一体となって、凶悪な音の塊を無尽蔵に生みだし、
毒々しい空気を創りあげております。

ギターソロは、うってかわって非常にメロディアスです。
ソロパートは2回設けられているんですが、双方とも美麗なソロプレイを味わえます。
ブルースを基調としたものですが、端々に仄暗さを感じさせるメロディを織り交ぜて、
曲調にマッチさせている
ところが素晴らしいですね。

ソロとソロの間は、単なる繋ぎではなく創り込まれた感がありますね。
一旦スローテンポに落として、重苦しいまでの重圧感を創りあげたあとに、
突如としてブラストビートで爆走するなど、目まぐるしく展開していきます。

その目まぐるしい展開で創りあげられた闇深い空気感があるおかげで、
2回目のソロで奏でられる美麗なメロディやハーモニーが、非常に際立つんですよね。
で、その美麗なハーモニーも、決して浮いてるわけではなくて、
曲にしっかりと溶け込んでいるところが、たまらないんですよね。

ソロ明けは、豪快に爆走をぶちかまし、エンディングへと向かっていきます。
エンディングのブラストビートを織り交ぜた、断末魔の叫びのような締めくくり方は、
この曲の締めにふさわしいもので、緊迫感あふれる仕上がりですね。

さてさて、いかがでしょう、デスラッシュの草分け的存在といった感じの逸品です。
テンションぶち上がりですね。

そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。 

・作業用BGMとして 

・プレイリストの彩りとして 

・運動時、通勤・通学時のお供に

Carcassの”Carnal Forge”。
いかがでしょうか。

ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。

よかったら、こちらも併せてお楽しみください。

ではでは、また後日!

※この曲を購入したい方は、こちらからどうぞ。(Amazon)

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