作業用BGMにおすすめ!#0202 Nile ”Execration Text”

スポンサーリンク

はいどうもー!おやどりです!

さて、202曲目のご紹介は、Nileにしましょうか。ナイル。
アメリカ出身の3人組です。アメリカなのにエジプト感満載のデスメタルバンドです。

ご紹介する楽曲は、とんでもない勢いですっ飛んでいく逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!

おすすめ曲の試聴コーナー

NILE – Execration Text

※Official動画です。

おすすめ曲に関するデータ等

・曲名:Execration Text

・収録アルバム:「In Their Darkened Shrines」 2002年発売
・バンド名:Nile
・出身:アメリカ

・Vo/Gt/Ba :カール・サンダース (Karl Sanders)
・Vo/Gt/Ba :ダラス・トーラー=ウェイド (Dallas Toler-Wade)
・Ds    :トニー・ラウリーノ (Tony Laureano)

おすすめ曲のレビュー等

石碑

彼らの3rdアルバム、「In Their Darkened Shrines」に収録されている曲です。

レコーディング時は3人編成でしたが、PVにも出演しているベーシストが
後に正式加入
することになりますので、PVは新生Nileのお披露目的な要素も
あったのかもしれないですね。新メンバー真ん中ですしね。

撮影当時はゲストなんで真ん中にしてたのかもしれないですが、なんか、
歌舞伎の襲名披露みたいで面白いですね。

で、このバンド、テクニカルな要素としては確実にトップクラスですね。
怒涛の勢いで突っ走っていくスタイルですが、ライヴでも完全に再現できる
演奏力
を持ち合わせています。

このスピードの中、変拍子も織り交ぜたりしているので、演奏の難易度は相当高い
はずなんですが、それを咆哮しながらこなしていく弦楽器隊、音の数がえげつない
ことになっているドラム、全員が規格外のテクニシャンだと思います。

で、今日ご紹介する楽曲なんですが、冒頭から音の数がえげつないですね。
変則的で妖しげな音階の弦楽器隊と、凄まじい音数のドラムが渾然一体となって、
重低音の波状攻撃を仕掛けてきます。緊迫感あふれるイントロですね。

程なくして、とんでもない速さのブラストビートで駆け抜けていきます。
メインリフは中近東感満載の音使いで、これぞNileといった感じです。

ヴォーカルパートは、フロントマン3人が各々のスタイルで咆哮していきます。
メロデス系のような切り裂く感じではなく、鈍器のような重苦しいデスヴォイスで、
三人三様のデスヴォイスを楽しませてくれています。

それにしても、この超絶難度のバッキングをこなしながら、何かしら発声するだけでも
相当難しい
ことだと思うんですが、安定感抜群で感情豊かなデスヴォイスを発し続ける
というのは、至難の業以外の何者でもないですよね。単純に凄いことだと思います。

ソロパートは、中近東風味満載のゆったりしたメロディで幕開けます。
バッキングが速弾きソロみたいなものなので、こちらのほうがソロとして効果的ですね。
その後は速弾きも織り交ぜながらのソロプレイとなりますが、ゴリッゴリの変拍子の中、
曲の雰囲気を壊さない特殊な音階での速弾き
は、尊敬に値しますね。圧巻です。

ソロ明けも、相変わらずの勢いで駆け抜けていきます。
バッキングやデスヴォイスは、ソロ明けのほうが暴虐性が増してる印象です。
エンディングに向けて、ブルータルな雰囲気がどんどん増していくのがいいですね。

曲の締めくくり方も、各パートがユニゾンで難解フレーズを披露する、というもので、
なんかもう、笑うしかない感じですね。最後の最後まで、圧巻の仕上がりです。

3分弱の短い楽曲ではありますが、密度としてはとてつもなく濃いものですね。
常軌を逸した音の洪水を浴びたい方に、心の底からおすすめしたい逸品です。

さてさて、いかがでしょう、非現実的な空気感を存分に味わえる逸品です。
テンションぶち上がりですね。

そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。 

・作業用BGMとして 

・プレイリストの彩りとして 

・運動時、通勤・通学時のお供に

Nileの”Execration Text”。
いかがでしょうか。

ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。

よかったら、こちらも併せてお楽しみください。

ではでは、また後日!

※この曲を購入したい方は、こちらからどうぞ。(Amazon)

コメント

タイトルとURLをコピーしました