はいどうもー!おやどりです!
さて、201曲目のご紹介は、LOUDNESSいっときましょう。ラウドネス。
以前にもご紹介した、日本が世界に誇るヘヴィメタルバンドです。
ご紹介する楽曲は、全米進出時にシングルカットされた不朽の名作です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※音量大き目で再生されますので、ご注意ください。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Crazy Night
・収録アルバム:「Thunder In The East」 1985年発売
・バンド名:LOUDNESS
・出身:日本
・Vo :二井原 実 (Minoru Niihara)
・Gt :高崎 晃 (Akira Takasaki)
・Ba :山下 昌良 (Masayoshi Yamashita)
・Ds :樋口 宗孝 (Munetaka Higuchi)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの5thアルバム、「Thunder In The East」のオープニングを飾る曲です。
このアルバムで、全米進出を果たしたんですよね。
1stから4thまでは、ブリティッシュ色が濃い感じの楽曲が多かったですが、
このアルバムでは、一気にアメリカナイズされた感じになっています。
従来までの、変拍子などを織り交ぜた難解なフレージング、テクニカルなプレイを
惜しげもなく披露してくれていたスタイルから一変し、限りなくシンプルな演奏、
シンプルなアレンジで、単純明快なスタイルへと変貌を遂げました。
これはプロデューサーの意向で、メンバーとの意見の食い違いも相当あったようです。
結果、ビルボードを駆け上がっていきましたが、メンバーは複雑だったでしょうね。
ただ、LOUDNESSらしさは随所に散りばめていて、素晴らしい作品に仕上がっている
と思います。日本が世界に誇る名盤、と言っても過言ではないかと思います。
で、今日ご紹介する楽曲ですが、海外のバンドに何度もカバーされているもので、
最も世界で聴かれている日本のメタル楽曲、と言ってもいいんじゃないでしょうか。
冒頭のメインリフは、シンプルなんですが重圧感があって、高揚感を煽ってくれる
仕上がりとなっています。後から合流してくるリズム隊も、非常にシンプルですが、
全てが絡み合うことによって、とてつもない重圧感を生みだしておりますね。
全米進出にふさわしい、素晴らしいイントロだと思います。
ヴォーカルパートに入ると、ハスキーでパワフルなヴォーカルを堪能できます。
英語の発音でかなり録り直しさせられたらしいですが、ネイティブの方が聴くと
違うものなんですかねぇ。発音はわかりませんが、パワーは素晴らしいです。
掛け合いスタイルで、細かくコーラスが入るなど、ライヴ映えする感じですね。
また、サビでパッと華やぐ感じになるのが、面白いですね。
メインリフはマイナー系コード主体で構成されているんですが、サビのバッキングは
メジャー系コードが主体となっているので、あたかも転調したかのように聴こえる、
という、手品のようなアレンジが施されています。
ソロパートは、シンプルながらもテクニカルな仕上がりとなっています。
正確な速弾き、そしてライトハンド奏法による流麗なフレージング、という
Akira Takasakiの名を世界に轟かせるきっかけとなった名プレイです。
ご本人は、もっと弾けるのに、という歯がゆさがあったかと思いますが、
名刺代わりとしては、ちょうど良かったのかもしれないですね。
ソロ明けは、サビからコーラスパート、そしてエンディングへと向かっていきます。
激情的なギターソロと共にフェードアウトしていくんですが、こちらのソロも
テクニカル目線で言えば若干抑え目ですが、エモーショナルなプレイだと思います。
曲全体を通して、シンプルでアメリカナイズされた楽曲となっており、ストレートに
爽快なヘヴィメタルを楽しめる、気持ちの良いものに仕上がっております。
幅広い方々に楽しんでいただきたい、歴史的な名曲だと思います。
さてさて、いかがでしょう、全世界の人々が今でも楽しめる、日本発の不朽の名曲です。
テンションぶち上がりまくりですね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
LOUDNESSの”Crazy Night”。
いかがでしょうか。
ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。
よかったら、こちらも併せてお楽しみください。
ではでは、また後日!
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