はいどうもー!おやどりです!
さて、186曲目のご紹介は、Soilworkいきましょか。ソイルワーク。
スウェーデン出身の6人組です。攻撃力高めのメロディックデスメタルバンドです。
ご紹介する楽曲は、邪悪さと物悲しさが同居する逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※Official動画です。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:The Chainheart Machine
・収録アルバム:「The Chainheart Machine」 2000年発売
・バンド名:Soilwork
・出身:スウェーデン
・Vo :ビョーン “スピード” ストリッド (Bjorn “Speed” Strid)
・Gt :ペーテル・ウィッチャーズ (Peter Wichers)
・Gt :オーラ・フレニング (Ola Frenning)
・Ba :オーラ・フリンク (Ola Flink)
・Ds :ヘンリー・ランタ (Henry Ranta)
・Key :カルロス・デル・オルモ・ホルムベリ (Carlos Del Olmo Holmberg)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの2ndアルバム、「The Chainheart Machine」のオープニングを飾る曲です。
最近の彼らは、初期の頃のようなアグレッシヴさがなくなってしまったようですね。
ところで、バンドが方向転換した時、賛否の「否」の意見が圧倒的に多くなりますよね。
今まで慣れ親しんだ楽曲たちが、もう演奏されなくなるんじゃないか、とか、
不安感が募ってしまうのは仕方ないことだと思いますし、私も昔はそうでした。
でも最近は、楽曲さえよければいいんじゃないかな、と、思うようにしています。
ある種、悟りに近いものがありますね。諸行無常ってやつですね。
まぁ、方向転換するバンドって、結構な確率で原点回帰しますしね。
で、今日ご紹介する楽曲ですが、凄まじいアグレッシヴさを披露してくれています。
鬼気迫る咆哮、怒涛の突進力をまざまざと見せつけられると、言いたくはないですが、
この頃に戻ってほしいな、と思ってしまいますね。素晴らしい攻撃力です。
冒頭の不気味な効果音が途切れた途端、気迫満点のデスヴォイス、突進力満点のリズム、
ザクザクとした刻みが心地よいギターが、一気に雪崩れ込んできます。
途中でブレイクを挟みながら、うまく緩急をつけて爆走していきます。
続いてのパートは、表現力豊かなギターが物悲しさを醸し出しています。
トレモロ奏法によるハーモニー、哀愁漂うフレーズのハーモニーなど、ツインギターの
利点を最大限活用して、儚げな空気感を創りあげていますね。
ソロ前のパートは、スローテンポで幻想的な雰囲気満載です。
鳴り響くツーバス、儚げなトレモロギター、鬼気迫る咆哮と絶妙に絡み合うキーボードの
荘厳な音色が良いスパイスとなって、幻想的な空気を生みだしています。
ギターソロは、二部構成としてドラマティックに仕上げています。
前半はテクニカルな速弾きによるハーモニー、後半は哀愁漂うフレーズという構成です。
美麗なフレーズが多く、一服の清涼剤のような役割を果たしていますね。
ソロ明け直後にメインリフが雪崩れ込んできますが、ソロが美しかった分、
邪悪さが増幅されている感じがしますね。見事な相乗効果だと思います。
そして、そのままエンディングまで、怒涛の勢いで駆け抜けていきます。
終わり方が淡泊ですが、それが逆に儚さ満点でいいですね。
曲を通して、邪悪さ、アグレッシヴさはもちろんのこと、儚さ、物悲しさも隙あらば
ひょっこりと顔を出してくる、という、味わい深い楽曲だと思います。
さてさて、いかがでしょう、怒涛の突進力と儚い空気感が同居する逸品です。
テンションぶち上がりですね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Soilworkの”The Chainheart Machine”。
いかがでしょうか。
ちなみに、以前ご紹介した彼らの名曲はこちら。
よかったら、こちらも併せてお楽しみください。
ではでは、また後日!
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