はいどうもー!おやどりです!
さて、167曲目のご紹介は、The Crownいっときましょか。ザ・クラウン。
スウェーデン出身の5人組です。デスラッシュの代表的なバンドです。
ご紹介する楽曲は、デスラッシュとR&Rを融合させた、彼らならではの逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※音量大き目で再生されますので、ご注意ください。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Total Satan
・収録アルバム:「Deathrace King」 2000年発売
・バンド名:The Crown
・出身:スウェーデン
・Vo :ヨハン・リンドストランド (Johan Lindstrand)
・Gt :マルコ・テルヴォーネン (Marko Tervonen)
・Gt :マーカス・スーネソン (Marcus Sunesson)
・Ba :マグナス・ウルスフェルト (Magnus Olsfelt)
・Ds :ヤンネ・サーレンパー (Janne Saarenpaa)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの4thアルバム、「Deathrace King」に収録されている曲です。
以前ご紹介した楽曲も、このアルバムに収録されている曲でした。
極上のデスラッシュサウンドを、心ゆくまで堪能させてくれる名曲でしたね。
今回ご紹介する楽曲も、前回同様に気合い入りまくりの楽曲なんですけども、
少し味付けが違うというか、彼らの本領発揮というか、そんな感じの一曲です。
デスラッシュとR&Rを融合させたのが、彼ら最大の特徴であるかと思いますが、
前回の楽曲はその風味が薄めで、ひたすらに爆走をかましてくれておりました。
今回の楽曲は結構なR&R風味が漂っていて、味わい深い仕上がりとなっています。
メインリフからして、かなりR&R風味満載な仕上がりとなっております。
スローテンポにしたら、Aerosmithあたりの楽曲にありそうな雰囲気になりそうですが、
断末魔の叫びのようなブチギレシャウトが乗っかることによって、彼ら特有の
爽快感漂うデスラッシュサウンドに仕上がっております。
ヴォーカルパートに入ると、圧倒的な音圧と突進力を堪能させてくれます。
超高速ツーバスを絡めた超人的なドラミング、ドライヴ感あふれる弦楽器隊、
音程の高低差で緊迫感を生みだしているデスヴォイスが渾然一体となって、
全てをなぎ倒していくかのような突進力を体感させてくれています。
この怒涛の勢いは、なかなか味わえないと思います。
ソロ前のパートは、2段階テンポダウンする面白い展開を見せています。
前半はザクザクとした刻みとデスヴォイスの絶叫によるアグレッシヴなパート、
後半はさらにテンポダウンして、ギターの妖しげなメロディとエフェクトのかかった
ヴォーカルによる妖しげな雰囲気のパートとなっています。
爆走一辺倒ではなく、こういったパートがあることにより、曲に奥行きが生まれますね。
ギターソロは、短めですが色んな要素を詰め込んで楽しませてくれてます。
速弾きの掛け合いから始まり、高速フレーズのハーモニー、単独プレイという流れで
爆走するバッキングの上で舞い踊るような、華麗なソロパートです。
ソロ明けは、ただただひたすらに爆走しまくり、エンディングへと向かっていきます。
エンディング近辺でリフのパターンを変えて、空気感を変化させたりしていますが、
圧倒的な突進力は変わらず、デスラッシュ然とした仕上がりとなっております。
曲を通して、豪快なまでのデスラッシュなんですが、R&R風味が加わることによって
得られる不思議な爽快感が漂っていて、面白い楽曲であると思います。
さてさて、いかがでしょう、デスラッシュとR&Rを見事に融合させた逸品です。
テンションぶち上がりですね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
The Crownの”Total Satan”。
いかがでしょうか。
ちなみに、以前ご紹介した彼らの楽曲はこちら。
よかったら、こちらも併せてお楽しみください。
ではでは、また後日!
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