はいどうもー!おやどりです!
さて、164曲目のご紹介は、Twilightningでどうでしょう。トワイライトニング。
フィンランド出身の5人組です。北欧ではレアめな正統派メタルバンドです。
ご紹介する楽曲は、王道的なメタルサウンドと北欧特有の空気感が融合する逸品です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※音量大き目で再生されますので、ご注意ください。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Gone To The Wall
・収録アルバム:「Delirium Veil」 2003年発売
・バンド名:Twilightning
・出身:フィンランド
・Vo :ヘイッキ・ポイヒア (Heikki Poyhia)
・Gt :トミ・サルタネン (Tommi Sartanen)
・Gt :ヴィレ・ワレニウス (Ville Wallenius)
・Ba :ユッシ・カイヌライネン (Jussi Kainulainen)
・Ds :ユハ・レスキネン (Juha Leskinen)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの1stアルバム、「Delirium Veil」のオープニングを飾る曲です。
いまだに新人バンドという認識だったんですが、もう20年近く経ってるんですね。
いやぁ、光陰矢の如しとは正にこのことですね。ほんと、あっという間です。
北欧系ではありますが、北欧色は若干薄めな感じですかね。
もちろん北欧ならではの透明感というか、幻想的な雰囲気も持ち合わせてるんですが、
結構ストレートでパワフルな一面もあり、バランス感覚に優れたバンドだと思います。
ご紹介する楽曲は、そんな新人離れした雰囲気を持つ彼らのデビューアルバムの
オープニングを飾る曲なんですけども、つかみとしては完璧な楽曲ですね。
冒頭のメインリフは、ブルージーな雰囲気もありながら、メロディアスに攻めてます。
単音で構成されているのでリフ感が薄いですが、よく構成されたリフだと思います。
キーボードが合流すると、一気に煌びやかな感じになるのも味わい深いですね。
ヴォーカルパートに入ると、ヘイッキのパワフルなハイトーンを前面に押し出してます。
アップテンポなバッキングに乗って、透明感のあるハイトーン、ワイルドな雰囲気の
中低音を巧く使い分けて、フロントマンとしての責務を見事に全うしていますね。
良いヴォーカリストだと思います。
Bメロで一旦テンポダウンして雄大な空気感を創りつつ、サビの疾走感を際立たせたり、
バッキングのパターンを細かく変えてみたり、細部までこだわったアレンジを施して
いるところが素晴らしいですね。聴き応え抜群です。
ソロパートは、ドラマティックな二部構成となっています。
アップテンポの前半ではギターのみで、速弾きあり、ツインのハーモニーあり、と、
これだけでも十分なんですが、後半はテンポダウンしてキーボードも織り交ぜます。
変則的なリズムと、幻想的なキーボードのフレーズが絡み合って、仄暗い空気感を
創りあげています。総じて、聴き応え抜群のソロパートとなっております。
ソロ明けは、ソロ後半の空気感を引き継いで、重圧感あふれる仕上がりとなっています。
低音のコーラスとハイトーンヴォーカルの掛け合いで、重苦しい空気を創りあげてます。
その後は、疾走感あふれるサビに雪崩れ込んで、エンディングへと向かっていきます。
曲のラストまでしっかりと創り込まれていて、最後の最後まで楽しませてくれています。
残念なことに、このバンドはもう解散してしまっているんですが、再結成して頂いて、
こんな感じの素晴らしい楽曲を、再び提供してもらいたいですね。
さてさて、いかがでしょう、美麗なメロディとパワフルさを堪能できる逸品です。
テンションぶち上がりですね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Twilightningの”Gone To The Wall”。
いかがでしょうか。
ではでは、また後日!
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