はいどうもー!おやどりです!
さて、154曲目のご紹介は、Pretty Maidsいきますか。プリティ・メイズ。
デンマーク出身の4人組です。老舗のメロディックパワーメタルバンドです。
ご紹介する楽曲は、カヴァー曲でありながら彼らの代名詞となった名曲です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※音量大き目で再生されますので、ご注意ください。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Please Don’t Leave Me
・収録アルバム:「Sin-Decade」 1992年発売
・バンド名:Pretty Maids
・出身:デンマーク
・Vo :ロニー・アトキンス (Ronnie Atkins)
・Gt :ケン・ハマー (Ken Hammer)
・Ba :ケン・ジャクソン (Kenn Jackson)
・Ds :マイケル・ファスト (Michael Fast)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの4thアルバム、「Sin-Decade」のラストを飾る曲です。
このアルバムにも、以前の作品にも、良質なヘヴィメタルがたくさん詰まっていて、
もっと評価されても良いバンドだと思うんですが、カヴァー曲、しかもバラードが
最大のヒット作になるというのは、本人たちは何とも複雑な心境でしょうね。
まぁ、認知度さえ上がれば、良い曲がたくさんあるんでファンは増えるでしょうし、
良い結果につながれば問題ないんでしょうけどね。
ただ、このカヴァー曲は非常に質が高く、曲と真剣に向き合ってアレンジを加えて、
原曲の良いところは残しながら自分たちのヴァージョンとして成立させていて、
何というか、誰も損してないんですよね。素晴らしいカヴァー曲です。
原曲は、ジョン・サイクスが作曲したもので、彼名義のシングルで発表されました。
そのシングルでのヴォーカルは、シン・リジィのフィル・ライノットが務めており、
ジョンはこの後、シン・リジィへ加入することとなりました。
終始サイクス節とでも言いましょうか、ブルージーで哀愁あふれるメロディラインが
堪能できる楽曲で、切ない気持ちを歌い上げた良質のバラードです。
哀愁あふれるギターフレーズがとても印象的な曲です。
原曲とこのカヴァーで一番大きく違うところは、ヴォーカルの声質ですね。
原曲のフィルは低音でウェッティな感じ、カヴァーのロニーは高音でハスキー、と、
およそ正反対と言っても過言ではないくらいのギャップがあります。
ヴォーカルのタイプが正反対であれば、曲の雰囲気は一変してしまいそうなものですが、
うまく音飾を施したりして、雰囲気を壊さずに独自のヴァージョンとしているのが、
何というか、素直に凄いなという感想です。
基本的に、ギターパートはソロも含めてほとんど変えておらず、余計な装飾も施さず、
無理に自分たちの得意分野に持ち込んでいないところが、非常に好感が持てますね。
原曲の良さを伝えたい、という気持ちがびんびん伝わってきますね。
双方のヴァージョンを聴き比べるのも面白いかもしれませんね。
原曲のほうは、現在入手が難しそうなので、検索結果を貼っておきます。
よかったら聴き比べてしてみてください。
検索結果
さてさて、いかがでしょう、世代を越えて愛される名バラードです。
切ない気持ちにさせてくれますね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Pretty Maidsの”Please Don’t Leave Me”。
いかがでしょうか。
ではでは、また後日!
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