はいどうもー!おやどりです!
さて、138曲目のご紹介は、Alcatrazzいっときましょか。アルカトラス。
アメリカ出身の5人組です。ネオクラシカルメタルの元祖的バンドですね。
ご紹介する楽曲は、重圧感と緊迫感と物悲しさが押し寄せてくる名曲です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※音量大き目で再生されますので、ご注意ください。ちなみに、ライヴ版です。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Hiroshima Mon Amour
・収録アルバム:「No Parole from Rock ‘n’ Roll」 1983年発売
・バンド名:Alcatrazz
・出身:アメリカ
・Vo :グラハム・ボネット (Graham Bonnet)
・Gt :イングヴェイ・マルムスティーン (Yngwie Malmsteen)
・Ba :ゲイリー・シェア (Gary Shea)
・Ds :ヤン・ウヴェナ (Jan Uvena)
・Key :ジミー・ウォルドー (Jimmy Waldo)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの1stアルバム、「No Parole from Rock ‘n’ Roll」に収録されている曲です。
この曲は、題材が非常に重たいものになってます。
原爆を投下した側の立場からの贖罪、という位置づけになりますでしょうか。
なんですが、訳詞が下手なのか何なのか、戦争賛美だの原爆投下を正当化する曲だの、
とんでもない曲解を生んでしまったこともあったようです。
冷静に考えたら、そんなわけないことくらい、すぐ分かりそうなもんですけどね。
ひょっとしたら、冒頭のギターソロが非常に美しく、若干爽やかな響きがあることから、
そのような誤解が生まれたのかも知れないですね。
そのギターソロは、ゆったりしたメロディからクラシカルな速弾きへと雪崩れ込む、
彼の十八番とも言えるものですが、メロディライン自体は物悲しさ満点になってます。
なので、爽やかに感じてしまうのは、恐らくコード進行が要因かと思われます。
情感たっぷりに鬼気迫る感じで弾きまくる、素晴らしいソロプレイだと思います。
メインリフに移行してからは、スローテンポの重圧感あふれる曲調となります。
バッキングをシンプルにし、グラハムのヴォーカルを前面に押し出しています。
この曲のグラハムのヴォーカルには、怒りや悲しみといった感情が詰め込まれていて、
とてもエモーショナルに歌い上げている印象を受けます。
パワフルでハスキーな彼の声質も、感情にマッチしてますね。
中間のギターソロは、冒頭のソロと比べると速弾き多めで構成されてます。
相変わらず流麗で美しいソロですが、物悲しさは冒頭のものより少な目です。
その代わり、緊迫感あふれる空気感を演出している感じがしますね。
ソロ明けは、グラハムの感情がどんどん高ぶっていく感じですね。
ラストの「Hiroshima!」のシャウトで、怒りと悲しみが頂点に達してる印象を受けます。
先述しましたが、この曲では徹底的にエモーショナルなグラハムを堪能できますね。
さてさて、いかがでしょう、色んな感情が交錯した重厚感満点の名曲です。
テンションぶち上がりですね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Alcatrazzの”Hiroshima Mon Amour”。
いかがでしょうか。
ちなみに、以前ご紹介した彼らの楽曲はこちら。
よかったら、こちらも併せてお楽しみください。
ではでは、また後日!
コメント