作業用BGMにおすすめ!#0115 Carcass ”Heartwork”

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はいどうもー!おやどりです!

さて、115曲目のご紹介は、Carcassいっときましょか。カーカス。 
イギリス出身の4人組です。「リヴァプールの残虐王」の異名を持つデスメタルバンドです。

ご紹介する楽曲は、メロディックデスメタルの先駆けとなった逸品です。 
さてさて、早速ご紹介していきましょう!

おすすめ曲の試聴コーナー

Carcass – Heartwork (Official Video)

※Official動画です。

おすすめ曲に関するデータ等

・曲名:Heartwork

・収録アルバム:「Heartwork」 1993年発売
・バンド名:Carcass
・出身:イギリス

・Vo/Ba :ジェフ・ウォーカー (Jeff Walker) 
・Gt   :ビル・スティアー (Bill Steer) 
・Gt   :マイケル・アモット (Michael Amott) 
・Ds   :ケン・オーウェン (Ken Owen)

おすすめ曲のレビュー等

芸術作品

彼らの4thアルバム、「Heartwork」に収録されている曲です。

このバンド、当初は慈悲のかけらもない音楽性だったんですが、 
作品を重ねるにつれて、徐々にメロディアスになっていきました。

これに関しては、三枚目のアルバム制作前に、セカンドギタリストとして加入した、
マイケル・アモットの影響も少なからずあったんだろうなと思います。 
彼は後に、Arch Enemyを結成し、メロデス界を牽引する存在になりましたからね。

三枚目のアルバムは、まだ若干残忍さが強い印象だったんですが、 
このアルバムで完全な調和を果たした、って感じかなと思います。

で、曲についてですが、冒頭は爆発的な疾走をかましてくれています。 
その後、テンポダウンしたところで、美しいツインギターのハーモニーを堪能できます。 
ほのかに漂う哀愁が味わい深いですね。

ヴォーカルパートは、ミドルテンポでアグレッシヴな曲調に変化します。 
スラッシーなギターリフとデスヴォイスが絡みあい、暴虐的な空気を生みだしています。

曲はどんどん残忍さを増していきますが、合間に挟まるギターがそれを若干中和し、 
デスメタルとメロディが融合していく感じが面白いですね。

曲の後半になると、ツーバスを多用してゴリゴリ感が強めになりますが、 
哀愁あふれるツインギターのハーモニーや、メロディアスなギターソロなどで、 
見事に中和しつつ、双方の良さを殺すことなく共存させております。

この作品で、デスメタルの凶暴性と美麗なメロディが、完全なる調和を果たしました。 
他にも、これと同時期にメロディを取り入れたデスメタルバンドが存在してたので、 
機会があれば、そちらもご紹介しようと思います。

さてさて、いかがでしょう、元祖メロデスとも言うべき逸品です。 
テンションぶち上がりますよね。

そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。 

・作業用BGMとして 

・プレイリストの彩りとして 

・運動時、通勤・通学時のお供に

Carcassの”Heartwork”。
いかがでしょうか。

ではでは、また後日!

※この曲を購入したい方は、こちらからどうぞ。(Amazon)

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