はいどうもー!おやどりです!
さて、102曲目のご紹介は、Sodomいきましょか。ソドム。
ドイツ出身の3人組です。ジャーマンスラッシュメタルバンドの代表格です。
ご紹介する楽曲は、邪悪な雰囲気漂いまくりで疾走感満点の名曲です。
さてさて、早速ご紹介していきましょう!
おすすめ曲の試聴コーナー
※Official動画です。
おすすめ曲に関するデータ等
・曲名:Agent Orange
・収録アルバム:「Agent Orange」 1989年発売
・バンド名:Sodom
・出身:ドイツ
・Vo/Ba :トム・エンジェルリッパー (Tom Angelripper)
・Gt :フランク・ブラックファイア (Frank Blackfire)
・Ds :クリス・ウィッチハンター (Chris Witchhunter)
おすすめ曲のレビュー等
彼らの3rdアルバム、「Agent Orange」のオープニングを飾るタイトル曲です。
ドイツのメタルと言えば、Helloween等を筆頭としたジャーマンメタルのイメージが
強いと思いますが、こういった激しめのメタルもしっかり存在しています。
スリーピースのベースヴォーカルというと、Motorheadが思い出されますが、
このSodomも彼らと同様に、飾り気のないストレートな勢いが感じられます。
さらにヴォーカルの声がハスキーなところなど、Motorheadを想起させられる点が
いくつかあったりしますが、決定的に違うのが暴虐性の高さです。
あちらはR&Rやパンクのエッセンスも味わえたりして、親しみやすさもありますが、
こちらはデス寄りのスラッシュで、非常に残虐性の高い音作りをしているので、
万人受けはしないかな、といった感じですね。もちろん、双方素晴らしいです。
で、ご紹介する曲は、タイトルからしてベトナム戦争時に使用された枯葉剤の名称という、
非常に重たいものとなっております。
冒頭のギターリフが、テーマの重圧感を物語っているような感じがしますね。
スローなテンポに乗っかって、非常に重厚で切れ味の鋭いリフを堪能させてくれます。
1分ほどすると高速の刻みリフに切り替わり、程なくして爆走という王道的な流れです。
ヴォーカルの声質が非常にハスキーで、曲調と相まって鬼気迫るものを感じさせます。
サビのパートは、バッキングのメロディが怪しげな音階を使用しているのもあって、
恐怖すら覚えるくらいの暴力性を感じさせてくれます。
サビの歌詞はほとんどタイトル連呼なんですが、1か所だけ咆哮が入っています。
「ヌゥゥゥゥゥゥゥウウウウェイジェントオレンジ!!!」って感じです。
何とも言えない感情が入り混じったような咆哮で、個人的に気に入ってます。
その後、テンポチェンジを繰り返しながらソロパートに雪崩れ込んでいきますが、
ソロよりリフのほうが耳に入ってきます。むしろリフを楽しむ方がいいかもしれません。
約6分と若干長丁場の曲になっておりますが、曲が持つ雰囲気を堪能しているうちに
終わってしまいますので、長さを感じることはないかな、と思います。
さてさて、いかがでしょう、残忍性の高いスラッシュメタルの名作です。
テンション上がりますね。
そんなこんなで、気に入られた方は御自身のプレイリストに加えてみてください。
・作業用BGMとして
・プレイリストの彩りとして
・運動時、通勤・通学時のお供に
Sodomの”Agent Orange”。
いかがでしょうか。
ではでは、また後日!
コメント